御七昼夜法要前日記

専念寺 お七昼夜法要

副住職です‼︎

明日11日から13日の三日間お七昼夜法要が勤まります。お七昼夜法要は浄土真宗の開祖であります親鸞聖人さまのご命日、御正忌報恩講のことです。
専念寺では10月にも報恩講法要を勤め、そして年が明けてすぐにお七昼夜法要を勤めます。なぜ2回も報恩講法要を勤めるのか?

1月に専念寺でお七昼夜法要が勤めるようになった経緯は残念ながら分かりません。これは私の勝手な想像ですが、おそらく昔のご門徒の方々の熱い要望だったのではないかと思うのです。
ご本山である西本願寺では1月に御正忌報恩講法要が一週間勤まります。この報恩講法要は浄土真宗の法要の中で一番大切な法要なのです。その報恩講法要にご門徒の方々は参拝したかった、しかし、当時は交通の便など様々な事情で参拝する事ができなかった。どうにかして本山にお参りがしたい。親鸞さまのご遺徳をお偲びしたい。阿弥陀様のみ教えをお聴きしたい。
そんなご門徒の方々の熱い思いを汲み取り、当時の住職がご本山の御正忌と同じ日程でお七昼夜法要を始めたのではないかと思っています。

当時のご門徒の方々の仏法に対する熱い思いがあったからこそ、1月のお七昼夜法要は途切れる事なく、今もなお多くの方々にお参り頂く法要として続いております。

そんな専念寺のお七昼夜法要では「熊皮の御影(くまがわのごえい)」という親鸞さまの肖像画をお掛けしながら、九十年の生涯を命をかけて阿弥陀という仏様のみ教えを明らかにして下さった親鸞さまのご苦労を偲び、あらためて阿弥陀さまのみ教えを味あわさせて頂きます。

専念寺 熊皮の御影
熊皮の御影

この「熊皮の御影」は鎌倉時代から南北朝時代に制作されたと言われており、本物は奈良国立博物館に収蔵され重要文化財に指定されています。
この御影の親鸞さまの首には帽子が巻かれており、袈裟を着け、数珠を持っております。そして、親鸞さまが座っているのは熊の皮なんです。

この熊の皮は猟師の方々からの頂き物という説が残っています。この御影は当時、殺生を生業としている方々に寄り添い、ご法話をしているお姿なのでしょう。

お参りに来て下さった皆さまには、この御影を是非見ていただき、親鸞さまのご苦労に思いを馳せていただければと思います。

五年前から専念寺のお七昼夜法要は三日間に減りましたが、それでも三日間、安井秀顕先生(11日)津守秀憲先生(12日)をお迎えし、ますますご法義繁盛であります‼︎

どうぞ、どなた様もお参り下さい‼︎

そして、是非とも西本願寺の御正忌報恩講もお参り下さい‼︎